住宅情報

 「震災復興で低炭素社会実現目指す」 提言

 
国土交通省の社会資本整備審議会と交通政策審議会交通体系分科会の両環境部会は、9月14日に開かれた合同会合で、東日本大震災の復興にあたって持続可能な社会を実現するための提言をまとめた。環境、経済、社会のすべての面で価値を向上させる低炭素社会を構築するため、再生可能エネルギーの導入や住宅・建築物の省エネ化などの促進を求めた。
 
 再生可能エネルギーの導入については、固定価格買い取り制度による太陽光発電、風力発電などの導入促進に加え、蓄電池やスマートグリッドの活用による自立分散型のエネルギーシステムの確立の必要性を指摘した。
 
 住宅などの省エネ化については、環境性能に応じたインセンティブの付与や、CASBEEなどによる環境性能のラベリング、建設から廃棄までのCO2収支をマイナスにする「LCCM住宅」などの普及促進を求めた。
 
 
 
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  民主党の既存住宅流通促進ワーキングチーム(中村哲治座長、木村剛司事務局長)は、既存住宅流通の促進に向けた提案を盛り込んだ「中間報告」を取りまとめた。「ゼロ・エネルギー住宅」の普及に向け、補助制度などの創設を提言した。

 「中間報告」では、検討すべき施策として、ゼロ・エネルギー住宅の普及、住宅ローンの改善、工務店支援システムの3つの項目を提示。

 ゼロ・エネルギー住宅の普及に向けては、リフォーム瑕疵保険を条件とした補助制度の創設を提案。自治体の実施する補助制度への上乗せとして、エネルギー消費をほぼゼロにする「ゼロエネ断熱改修」を耐震改修とセットで行う工事について1戸あたり200万円、次世代省エネ基準を満たす改修には同100万円という案を示した。さらに、太陽光発電パネルや太陽熱温水器の設置、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)の導入に対する上乗せも別枠補助するよう求めた。

 住宅ローンについては、リフォーム瑕疵保険の対象となる工事ことを条件に、リフォームでも住宅金融支援機構の「フラット35S」などを利用できるようにすべきと提案。リフォーム普及を後押しする税制上の追加措置や、工事費用と販売価格を合計した額全体を融資対象とする仕組みの必要性も指摘した。

 こうしたリフォームなどを普及させるために、販売力のある不動産業者や流通などの新規参入組と工事を施工する工務店との連携の必要性も強調。工務店を簡易に評価し連携しやすい体制整備を求めた。

 

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国交白書 住宅の耐震化促進 喫緊の課題と強調

政府は8月26日、平成22年度国土交通白書を閣議決定した。東日本大震災による被害の状況や復旧・復興に向けた課題を詳報。住宅分野では、耐震性が不足している住宅の解消が喫緊の課題と指摘した。さらに、地域建設業の疲弊によって災害時の公的役割の機能低下が懸念されるとして、環境整備の必要性を強調した。
 


 災害時対応で常設組織 JBNと全建総連が全木協設立

一般社団法人工務店サポートセンター(JBN)と全国建設労働組合総連合(全建総連)がこのほど、一般社団法人全国木造建設事業協会(全木協)を設立。災害時の木造応急仮設住宅供給を中心として連携し、事業を行っていく意向であることを明らかにした。
 


7月の住宅着工数/国交省

国土交通省が8月31日に発表した7月の新設住宅着工戸数は、前年同月比21・2%増の8万3398戸。国交省では「大震災後に低下したマインドが徐々に改善してきている可能性がある」と見ているが、住宅エコポイントやフラット35Sの終了による駆け込み着工の可能性もあり、今後は反動による落ち込みも懸念される。
 


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