住宅情報

建設埼玉第56回定期大会 厳しい情勢乗り越え、魅力ある建設業を

建設埼玉は5月27日、さいたま市の大宮ソニックシティで第56回定期大会を開催した。
組合員や代議員に加え、国会議員、県会議員、市会議員など多数の来賓が集結。
建設業界を取り巻く厳しい状況下にあって、改めて団結と、魅力ある業界の構築を誓う意義のある場となった。
建設埼玉は同県内で建設業に従事する職人やその家族が安心して安全に仕事ができるようサポートする組合だ。
1949年に設立され、1970年には自前の国民健康保険組合を設立・共済制度を確立するなど、76年間にわたって組合員の福祉向上に努めてきた。
現在、埼玉県内に28の事務所を開設、約1万6200人の組合員を誇る組織となっている。


(一社)住まいの屋根換気壁通気研究会 木造住宅の耐久性について考える

(一社)住まいの屋根換気壁通気研究会は、「第4回住宅外皮マイスター資格試験合格者交流会」を5月16日に実施した。
同研究会は、木造住宅における屋根換気・壁通気による外皮の耐久性向上の研究をテーマに2014年10月に設立。
換気・通気による住宅外皮の耐久性向上に関する研究及び、その推進の為の会員と学識経験者・会員相互の交流を活動目的に掲げる任意団体となっている。


エコキュート累計1000万台突破 DRで再エネ最大限活用

 (一社)日本冷凍空調工業会と(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター、電気事業連合会は、家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の国内累計出荷台数が3月末現在で1000万台を突破したことを記念し、5月15日に東京都内で記念式典を開催した。

冒頭、ヒートポンプ・蓄熱センターの小宮山宏理事長が挨拶した。
我が国で使われるエネルギーの多くが化石資源に由来している中、「カーボンニュートラルの実現にはこれらを脱炭素化していくことが不可欠」としたうえで、ヒートポンプ技術が「(その)キーテクノロジーであることは疑いの余地がない」と切り出した。
さらに、「時間変動のある再生可能エネルギーの有効利用に資する」メリットも重要であると補足した。


改正前の駆け込み着工受け、対前年度比で増加

国土交通省が4月30日に発表した令和7年3月分建築着工統計調査報告によると、全体で前年同月比39・1%増加した。
建築基準法及び建築物省エネ法改正を前にした駆け込み着工が発生したものとみられる。
具体的には持家が同37・4%増、貸家は同50・6%増と大幅な伸びを示した。
分譲住宅も全体で同22・8%増。
このうちマンションは同20・4%増、2年以上マイナスが続いていた一戸建住宅も同23・3%増と実に29カ月ぶりで増加した。


新制度や変更に留意を 子育てグリーン

子育てグリーン住宅支援事業について様々な制度の発表・変更が行われている。
4月22日には新築を対象とした補助金の予算上限額の設定について発表。
さらに新築住宅に係る補助金は、段階的に交付申請の受付を開始する予定とした。

具体的には5月14~31日までを第一期、6月1~30日までを第二期、7月1日から12月31日までを第三期とする。
予算上限は第一、二期でそれぞれ長期優良住宅・ZEH水準住宅が300億円、GX志向型住宅が150億円。
第三期は長期優良住宅・ZEH水準住宅が1000億円、GX志向型住宅が200億円だ。


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