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大建工業㈱社名変更 DAIKEN㈱へ 提供価値は「モノ」から「コト」へ変革

大建工業㈱(大阪市)は創立80周年を迎える9月26日をもって、社名を「DAIKEN㈱」に変更する。
新社名について同社は「活躍のフィールドをより一層海外に広げ、グローバル展開を加速する当社姿勢を明確に打ち出すため、現在の漢字表記からアルファベット表記へと刷新する」としている。
また、「工業」の文字を外すことで「モノづくりのみにとらわれず、提供価値を『モノ』から『コト』へと変革する姿勢を表している」という。

なお、コーポレートブランドロゴにデザイン変更はなく、英文表記も従来どおりとなる。

さがみはらSDGsパートナーに登録

大建工業㈱(大阪市)は神奈川県相模原市と共にSDGsの達成に向けて取り組む「さがみはらSDGsパートナー」に登録されたことを発表した。
また、1月26日に開催された相模原市70周年イベント「相模原SDGs EXPO」では、相模原市と共同開発した建材「内装用ルーバー」をブース展示し、同社のSDGsに関する取り組みを紹介した。

同社は2024年3月、相模原市、東海旅客鉄道㈱(JR東海)、ジェイアール東海商事㈱とともに環境に配慮し循環型社会の形成に資する建材「内装用ルーバー」を共同開発している。

東海道新幹線再生アルミを活用してマテリアルリサイクルを推進するJR東海グループと大建工業が、環境に配慮した建材の開発を検討していたところ森林循環や間伐材の有効活用に取り組む相模原市との方針が一致し、共同開発が実現した。

大建工業は2024年3月に建材業界で初となる新幹線再生アルミを活用した規格品として「グラビオルーバーUS/UBボルト固定式新幹線再生アルミ芯タイプ」を発売した。
アルミ芯材には東海道新幹線再生アルミを採用し、表面化粧材には要望に応じて地域産木材の使用が可能な製品だ。

3月25日に開所した、JR東海のイノベーション創出促進拠点「ファンタステックラボ」(相模原市)には、相模原市産木材である「さがみはら津久井産材」のスギを表面材に使用した同製品が採用されている。



日本住宅新聞提供記事(2025年2月15日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp


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