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新築 全ての屋根瓦の緊結を義務化へ

昨年8月30日から9月12日にかけて日本各地で猛威を振るった「令和元年房総半島台風」(台風15号)では、住宅の屋根瓦等が強風で飛ばされ破損するなど、大きな被害が発生した。

特に房総半島南部の沿岸部では、修理できずブルーシートで覆われた住宅の様子が報道で繰り返し紹介されていたことから、記憶されている読者も多いことだろう。

国土交通省はこのほど、同台風による住宅への被害の検証結果を踏まえ、屋根瓦等に係る強風対策の充実を目的に、関係する告示について改正する方針を示した。

具体的には、原則として新築の全ての瓦に対し、(一社)全日本瓦工事業連盟、全国陶器瓦工業組合連合会、全国厚形スレート組合連合が(国研)建築研究所の監修の下で発行した「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」に準拠した耐震性及び耐風性が確保された工法で、1枚ずつ緊結を義務化する等の方針が示されている。



日本住宅新聞提供記事(2020年9月25日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp



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