住宅情報

読者と共に歩んできた道のりを振り返る

50周年記念特集号(第一弾) 地場工務店の応援続けて半世紀

昭和49年、(社)東京中小建築業協会の機関、㈱日本住宅建築研究社としてスタートした弊社㈱NJS日本住宅新聞社は本年、創業50周年を迎えました。
これもひとえに、弊社を支え、ともに歩んでくださったみなさまのおかげであり、心より感謝を申し上げます。

創業した昭和40年代後半、年間着工戸数は180万戸強にも上りました。これは現在では想像もつかないような住宅供給量です。国が目標としていた「1世帯1住宅」も昭和48年に全ての都道府県で住宅数が世帯数を上回ったことから実現。その一方で住宅の「居住水準」には難があり、様々な課題を抱えていました。また、資本の大きい大手住宅企業に工務店が立ち向かおうにも、国や公共機関による住宅供給業者への支援内容が迅速に伝わらないことが問題となっていました。

このような背景にあって、「工務店が必要とする諸般の情報を速やかに分かりやすく提供すること」を目指し、日本の住まいの質をより向上させるべく誕生したのが、弊紙日本住宅新聞です。
創刊は昭和50年9月20日で、初版は計8ページでした。以来、今号で2163号を数え、現在は月に3回の発行を行っています。

50年という月日の中には業界を左右する様々な出来事がありました。
その時々で最善と思われる情報をお伝えしてきたつもりではありますが、時代の流れとともに弊紙が示す「あるべき住宅像・工務店像」も、また変化をみせてきたのは紛れもない事実です。

それでも創刊当初から受け継いでいる、工務店に寄り添った、工務店業界の代弁者としての新聞であるべきだという立ち位置には一切ブレはありません。
そして、これからも日本住宅新聞は工務店経営者の皆様に寄り添い、役立つ情報を発信するとともに、一番身近にあって、愛していただけるメディアとなれるよう努力を重ねていくことを誓います。

さて、今回50周年を記念して弊紙では6月15日号で「過去編」、9月15日号で「現在編」、11月5日号で「未来編」として、3回にわたり、特集を組みたいと思います。
過去編である今号では国土交通省の石坂聡住宅局長、JKホールディングス㈱の青木慶一郎社長、東京ボード工業㈱の井上 弘之社長にこれまでの住宅業界を振り返っていただきました。

キーマンたちが、住宅業界のあり方についてどのようにとらえているのかを是非ご覧いただき、皆様の住まいづくりと業界全体の発展に役立てていただければ幸いです。



日本住宅新聞提供記事(2024年9月25日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp


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