住宅金融支援機構の「フラット35S」への人気が高まってきている。

  • フラット35とは、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して扱う長期固定型金利の住宅ローンで、フラット35Sとは、省エネ住宅や耐震住宅等の優良住宅向け。
  • 政府の経済対策により、2010年2月から金利引き下げ幅(優遇金利)を従来の0.3%から1.0%に拡大したことで申請件数が急増しており、直近ではフラット35に占めるフラット35Sのシェアは90%近くにまで拡大している。
  • 当初は、2010年12月末までの優遇金利適用とされていたが、2010年9月の閣議決定により、2011年12月末(12月30日借入申込受理分)まで期間も延長された。
  • フラット35は、①フラット35(長期固定金利のベールモデル)、②S(10年金利引き下げタイプ)、③S(20年金利引下げタイプ)の大きく3タイプに分かれる。それぞれ技術基準レベルは異なり、「省エネルギー性」、、「耐震性」、「バリアフリー性」、「耐久性・可変性」という4つのテーマに沿った基準を設ける。
  • フラット35とフラット35S(20年タイプ)の返済額を比べると、「借入額3,000万、借入期間35年、元利均等返済、ボーナス返済なし、優遇金利2.31%」の場合、20年タイプの方が約370万円お得になると試算している。(住宅金融支援機構HPより」

 

<ハウジングニュース 掲載記事抜粋>



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