タグ検索:日刊木材新聞 , 長野県

アカ松・広葉樹でムク床材


ソヤノウッドパーク


征矢野建材(長野県松本市、櫻井秀弥社長)が事業主体となる信州Fパワープロジェクトの木材加工施設(ソヤノウッドパーク)がこのほど竣工した(14日付既報)。


アカ松、広葉樹を原料にムク材のフローリングなどを生産する。


ITを活用した最新鋭の機械装置により省人化と生産性を両立させ、海外進出可能な競争力を基礎に、長野県産材の魅力ある製品を開発、生産していく。


長野県の森林面積は約106万haで、北海道、岩手県に次ぐ全国3位の森林県だ。森林蓄積量も全国3位で、毎年200万㎥以上の森林の生長量が見込まれている。大別すると針葉樹50%で、アカ松はカラ松に次いで資源量が多く、その活用が大きな課題となっていた。


同社はそれにいちいち早く着目し、梁・桁用の「和美丸太」、接着重ね梁、圧密フローリング、羽目板、カウンター、家具などを商品化している。ソヤノウッドパークはその量産体制を整備し、高品質な内装建材を国内外に発信していく。広葉樹も同様に資源量が豊富にあるものの、製材用として活用されていない。ナラ、クリなどの3、4種類を中心に内装建材に加工して販売していく。


 


(日刊木材新聞 H27.04.28号掲載記事抜粋)
詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。
日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



お電話でのお問い合せはこちら(受付時間:10:00〜17:00)

052-689-5551