住宅情報

ハートシステム7月受付過去最高~ハウス・デポ・ジャパン~

独自のリフォームローンで受注額増に
 
ハウス・デポ・ジャパンの完成保証制度「ハート・システム」の7月の受け付けが、過去最高の55棟(新築)になった。今年1月から新たに供給を始めた「完成保証付きジャパンリフォームローン」も申し込みは5件だが、最大1500万円までを15年間の返済期間で固定金利で提供できるため「当初100万~200万位のリフォーム工事が、リフォームローンによって500万円以上の大型リフォームに変わるケースが多く、太陽光発電などの搭載に結びついている」とリフォームローンを活用して協定工務店が売り上げ拡大につなげているようだ。
同社は今期、ハートシステムの目標を新築600棟、リフォーム300件」と設定し、施主向けのパンフレットを作成するなど普及に努めている。
 ハートシステムでは施主に変わって建築資金の入出金管理を同社と地区加盟店が行い、着工前に実行予算を組んで利益を確定し、業者への支払いなどを行う。そのため急激に受注が拡大した場合の資金繰りなどの問題もなく、施工力が確保できれば大幅な棟数拡大も出来る。名古屋地区では昨年25棟の工務店が今年1.7倍に受注を拡大している例もあるという。
 また、東日本大震災の被災地域に加盟店が30社あり、ハートシステムを使って施工中など257件の対象物件があった。そのうち10件」で何らかの被害があったものの、資材供給などハートシステムの物件に対して最優先にする様に関係者に協力を求め、工事も完了してきている。
 完成保証付きリフォームローンは独自商品で、リフォームローンとしては最大1500万円、15年返済というこれまでにない商品。融資額と返済期間の長さがリフォームを検討中の施主に足して訴求できるため、1件当たりの受注金額の大幅な引き上げにつながっていると分析している。
 
(日刊木材新聞 H23.8.27号)詳しくは、日刊木材新聞ホームページでご確認下さい。


広告

おすすめサイト

新着情報

お電話でのお問い合せはこちら(受付時間:10:00〜17:00)

052-689-5551