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(公社)日本建築士会連合会 建築士会全国大会「鹿児島大会」開催

(公社)日本建築士会連合会は、第66回建築士会全国大会「鹿児島大会」を開催。同大会では、記者会見や大会式典、記念フォーラム、10種類の交流セッションなどを行った。

大会式典の冒頭、古谷誠章会長は「全国の建築士会はそれぞれがその地域にしっかりと根を下して活動する、地元の歴史風土や地域の環境に密着する組織だが、同時にそれらの会が地域の垣根を超えて交流し、連携し、協働することを通して支え合うことのできる、しなやかでかつ強靭な集合体ともなる、そんな特徴を持っていると思う」と挨拶。
「広く社会の人々が、日々健全で安心な生活環境を築いていくことができるよう、各地域が直面する課題を共有し、ともに考え、それぞれに固有の風土にフィードバックし、次世代に継承できるようにすることが、連合会の最大の使命。この全国大会がその絶好の機会となることを確信している」と話した。

第4回建築作品賞の表彰式では、江副敏史氏(大阪府建築士会)の『高槻城公園芸術文化劇場』(文化・医療・福祉系の建物)が大賞と優秀賞を受賞。
居住・生活空間系の建物では、木下美佳氏(大阪府建築士会)の『警固竹友寮』が優秀賞とU40建築賞を受賞した。
商業・業務・交通系・宿泊・その他の建物では、花岡郁哉氏(東京建築士会)の『CORNES HOUSE』が優秀賞、大庭拓也氏(東京建築士会)の『渋谷区立北谷公園』がU40建築賞を受賞。
リノベーションでは、竹原義二氏(大阪府建築士会)の『GOSHOEN』が優秀賞、澤秀俊氏(岐阜県建築士会)の『隠庵ひだ路(碧の間、緋の間、売店)』と池田貴子氏(東京建築士会)の『金閣寺東の町家』がU40建築賞を受賞した。

10種類の交流セッションのうち、「青年委員会セッション」では、地域実践活動発表会を実施。
日頃の活動を発表者や全国の仲間と共有し、活動のさらなる発展、波及、研鑽、相互理解などの可能性を探った。
その上で7ブロックの青年建築士が推薦する活動事例の内、優秀な活動に投票。最優秀賞は吉田徹氏(北海道建築士会)の『建築士お仕事体験フェス』、優秀賞は近藤岳志氏(愛媛県建築士会)の『建築士による防災講座』が受賞した。 



日本住宅新聞提供記事(2024年11月15日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp


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