木造の設計自由度高める~木造ラーメンの評価法等整理~
木造の設計自由度高める
木造ラーメンの評価法等整理
日本住宅・木材技術センター(住木センター、岸純夫理事長y)は、木造住宅新工法性能認証委員会(委員長=坂本功東京大学名誉教授)「木造ラーメンの評価方法・構造設計の手引き」のとりまとめ作業をしている。
14年3月に冊子にする予定だ。
2000年の建築基準法の性能規定化を受けて建築基準法38条の認定制度が廃止され、要求性能を満たすものは建築主事の判断で建築可能な仕組みになった。住木センターでは、建築主事が判断するための判断基準となるものの整備のため、木造住宅新工法性能認定証制度を構築した。
性能規定化当初は「木造軸組工法の許容応力度設計」(通称=グレー本)にラーメン構法についての記載が少なく、拡大解釈するケースがあった。このためグレー本の08年の改訂に際し、木造ラーメン構法の部分をなくして新たに別の解説本を作成することになっていた。
新工法性能認証制度で、木造ラーメン構法の性能評価を手掛け、これまでに6件の構法を認証してきた実績がある。木造ラーメン構法は、ラーメン構造のみで用いられるほか、在来工法など他の構法と併用して使用されるケースも多く、構造特性の違いなどから混構造として使用することが難しかった。木造ラーメン構法の性能認証を行うなかで、試験方法や評価方法を整備し、申請者に事前に示しておくことが合理的との判断もあり、解説本の編さん作業を行ってきた。
接合部の評価については柱脚部、L型、T型、十字などの接合形状に応じた試験について記載、「鉛直構面のフレーム解析による木造ラーメンの評価方法」を設けた。また、1層に限定し、最少スパン―最大スパンでの積載荷重試験、面内せん断試験などを行い限定的な範囲で使用できる「耐力壁置換法による1層門型ラーメンの評価方法」との2つのルートを整備、いずれも建築基準法46条2項の構造計算ルートを用いるものとなっている。
(日刊木材新聞 H25.12.07号掲載記事抜粋)
詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。
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