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輸入合板  関西地区の荷扱いに顕著な影響

国産針葉樹構造用合板は、市場で需要の増加が見られず、市況は変化がないまま弱含みの展開が続いている。

メーカーからの出荷、メーカーへの新規受注も鈍ってきているようで、国産針葉樹合板のメーカー在庫は引き続き増加傾向にあると推測される。

流通では一部のエリアを除いて、安値販売の話しが聞こえてくるようになった。売上確保のため、商社が口銭を取らずに販売するケースも見受けられるようになった。

プレカット工場は工場ごとによる稼働率のバラツキが大きく、全体としての勢いは感じられない。

プレカット工場の合板在庫は適正量が保たれており、どの工場も調達を急いでいないため、価格交渉は厳しさを増してきた。

輸入合板は台風や地震といった自然災害が続いたため、特に関西地区の港湾倉庫における荷扱いに顕著な影響が出ている。

9月は一定量の入荷があると言われていたが、実際は入港遅れ、荷役の遅れが発生しそうで、実態を把握するのは難しくなりそうだ。

日本住宅新聞提供記事(平成30年9月25日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp


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