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TOTO、6年ぶりにフルモデルチェンジ

システムバスルーム「シンラ」8月21日発売

TOTO㈱は、戸建向けシステムバスルーム/マンションリモデルバスルーム「SYNLA(シンラ)」を6年ぶりにフルモデルチェンジし、8月21日に発売する。

現在において主流であるユニットバスルームは、同社が1964年にホテル向けに開発したのが始まり。
その後1966年にマンション・アパート向け、1977年に戸建住宅向け、2002年にマンション用リモデル向けと拡大し、2024年2月に累計1200万台を突破した。

加えて、2001年に「カラリ床」、2004年に「魔法びん浴槽」、2012年に「ほっカラリ床」、2016年に「お掃除ラクラクほっカラリ床」、2022年に「お掃除ラクラク鏡」を開発し、クリーンアイテムも投入していた。

これにより、同社の日本の住設事業における浴室事業が占める売上高の割合は最も多くなっている。
2023年度における同社の日本住設事業の売上高は4731億円。
このうち、「浴室」が1106億円(23・4%)で、全体の約4分の1を占め最も多い。
次いで温水洗浄便座「ウォシュレット」が1071億円(21・9%)、「衛生陶器」が999億円(20・5%)、「水栓機器」が908億円(19・2%)、「キッチン・洗面」が507億円(10・7%)などとなっている。

2013年に発売した初代「シンラ」は「セラミックウォール」、「オーバーヘッドシャワー」、「タイル調ほっカラリ床」等が特長だった。
2018年のフルモデルチェンジでは、「ファーストクラス浴槽」、「肩楽湯・腰楽湯」、「調光調色システム」等を投入した。

今回のフルモデルチェンジでは、❶「リラックス・リフレッシュの意識の高まり」、❷「自然を感じるカラー・素材・モチーフの取入れ」――といったニーズに応える。

❶では、「スマートタッチ水栓」、「スマートタッチリモコン」、「カームベンチ」、「コンフォートウェーブシャワー(3モード・ミスト)」等、心地よさを追及したアイテムが進化している。❷では、「フロスト調カウンター」、「お掃除ラクラクほっカラリ床『布調』・『石調』」、「『マローネ』色」等、上質感が進化している。

「シンラ(1坪サイズ)」は、G・B・R・D・Cの5タイプを用意。希望小売価格(税込/組立費別途)は、「Gタイプ」が333・7万円~、「Bタイプ」が295・5万円~、「Rタイプ」が240万円~、「Dタイプ」が187・7万円~、「Cタイプ」が147・6万円~となっている。

発売3年目で年間1万8000台の販売を目指す。
同社担当者は「G・B・RとD・Cのそれぞれの販売は2:8の割合をイメージして見込んでいる」とした。



日本住宅新聞提供記事(2024年6月25日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp


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