未来に向けた価値創造を発信 YKKフェア2024開催!
未来に向けた価値創造を発信 YKKフェア2024開催!
YKKAP㈱は9月25~27日の3日間、東京国際展示場(東京都江東区)にて「YKKAPフェア2024」を開催した。
“想いをつなぎ、社会を幸せにする”をテーマに住宅、エクステリア、ビル、産業製品、海外事業など、国内外における同社製品を一堂に展示。未来に向けた価値創造の取り組みを目指す同社の総合力を訴求するイベントとなった。
25日には開催に先立ち、オープニングセレモニーを実施し、堀秀充会長、魚津彰社長が挨拶を行った。
堀会長は今回のイベントにつて、海外では関連各社で窓とドアに特化した展示会を開催している一方、日本ではこうした催しがないため、「思い切って単独でやってみようと考えた」と説明。
魚津社長はYKKグループが90周年を迎える節目の年に展示会が開催できたことへの感謝と、新規事業、新技術の展示を行っていることの紹介を行った。
会場では業界初となる非木造建築用窓施工ロボット「マボット」を公開。
ビルの施工技能者が行っている窓施工の作業を自動で行うロボットで、会場では窓枠設置用の「アライメンター01」と自動溶接固定を行う「ウェルフィクサー01」による実演が行われた。
ビルに窓を取り付けるにあたっては、元請業者のゼネコンから流通、販売パートナー、サッシ・窓メーカーや施工を請け負う取り付け業者、職人など多くの人の介在が必要だ。
一方、技能者の不足は建築業界において大きな課題となっている。こうした中、技能者の作業の一部を代替する「マボット」は多くの来場者の耳目を集めていた。
住宅事業では樹脂窓を中心に断熱性能等級5・6・7に対応する高断熱な窓やドア、リフォーム商品を展示。
実際に住宅性能を満たすために必要な壁や窓のモデルが分かりやすく体感できるコーナーも設置され、こちらも多くの来場者が熱心に見学を行っていた。
この他、国産桧を利用した上質な意匠のトリプルガラス木製窓「APW 51」や、木質インテリア建材についても熱心に質問する来場者の姿が見られた。
日本住宅新聞提供記事(2024年10月15日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp