国土交通省リフォーム調査(7~9月) 「受注高」、「受注件数」対前年同期比減
国土交通省リフォーム調査(7~9月) 「受注高」、「受注件数」対前年同期比減
国土交通省は、令和6年度第2四半期(7~9月)受注分の「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」を公表した。
対象は建設業許可業者5000社。令和6年度7~9月の受注高の合計は3兆4147億円で、対前年同期比6・0%減となった。このうち、住宅は1兆132億円(同10・1%減)、非住宅は2兆4015億円(同4・2%減)だった。
受注件数「住宅」減 「非住宅」減
令和6年度7~9月の受注件数の合計は172万3452件で、対前年同期比32・9%減となった。
このうち、住宅は107万8915件(同40・4%減)、非住宅は64万4537件(同15・0%減)だった。
受注高「鉄骨造」の「生産施設」増
用途別、構造別に受注高を見てみると、住宅は「木造」の「一戸建住宅」(4575億円、対前年同期比14・8%減)、「コンクリート系構造」の「共同住宅」(4308億円、同7・5%減)の順に多い。
非住宅建築物は「鉄骨造」の「生産施設(工場、作業場)」(3334億円、同13・4%増)、「コンクリート系構造」の「事務所」(3108億円、同32・6%減)の順に多かった。
受注件数「住宅」の「省エネ対策」増
工事目的別に受注件数を見てみると(複数回答)、住宅は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(99万6655件、対前年同期比41・1%減)、「省エネルギー対策」(8万4607件、同3・9%増)の順に多い。
非住宅建築物は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」(56万5449件、同13・7%減)、「省エネルギー対策」(4万2979件、同32・4%減)の順に多かった。
工事部位別に受注件数を見てみると(複数回答)、住宅は「給水給湯排水衛生器具設備」(36万5927件、対前年同期比23・9%減)、「内装」(22万3676件、同47・9%減)の順に多い。
非住宅建築物は「電気設備」(14万6045件、同24・5%減)、「空気調和換気設備」(13万7513件、同5・3%減)の順に多かった。
日本住宅新聞提供記事(2024年12月15日・25日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp