グラスウール全品値上げ~旭ファイバーグラス~
グラスウール全品値上げ~旭ファイバーグラス~
12月から現行価格より5%上昇
旭ファイバーグラス(東京都、狐塚章社長)は、グラスウール全商品の値上げを決定した。値上げ幅は、現行価格より5%アップで、12月1日出荷分から実施する。7月以降、LPガスや重油など主要原材料価格が急速に上昇し、同社の自助努力では消化しきれない段階にきたとして、値上げに踏み切ったもの。
原料価格高騰で自助努力の限界に
同社はこれまでも、生産効率の上昇や歩留まり向上、営業面での合理化や一般管理費の削減などの自助努力でコスト高を吸収してきたが、13%増という上り幅はその限界を超えるという。昨年の品不足を踏まえ、一定の利益を確保するとのことで安定供給のための対策を継続する事も重要として、最終的に価格転嫁を決断した。同社は、さらなるコスト削減強化を前提に、転嫁の幅をぎりぎりの5%に抑えることで、ユーザーの理解を得ていきたいとしている。
日刊木材新聞(H23.9.30号記事抜粋)
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