次の成長軸は「企業価値最大化」 工務店・ビルダーの戦略を提言
次の成長軸は「企業価値最大化」 工務店・ビルダーの戦略を提言
住宅業界がデフレ型モデルの限界や地域・業態ごとの収益格差に直面する中、企業価値をどう高めるかが工務店・ビルダー経営の焦点になりつつある。
市場環境の変化を読み解き、成長領域へ踏み出すための視点と戦略が、JGBAのフォーラムで示された。
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住宅業界がデフレ型モデルの限界や地域・業態ごとの収益格差に直面する中、企業価値をどう高めるかが工務店・ビルダー経営の焦点になりつつある。
市場環境の変化を読み解き、成長領域へ踏み出すための視点と戦略が、JGBAのフォーラムで示された。
新築を主軸とする工務店にも、今後リフォーム案件の相談が増えていく(表)。集客から契約につなげるには、他社に代替されない高付加価値提案が欠かせない。その価値を「見て・触れて・感じて」理解してもらう場として、ショールームは有効だ。
工務店を取り巻く事業環境は、ここ数年で大きく変化している。
住宅着工数の減少は長期的な傾向となり、地域によっては市場規模そのものが縮小している。
資材価格は不安定な状態が続き、見積り精度の確保が難しくなっている。
木造住宅の性能を語る際、断熱や設備といった目に見える要素が注目される一方で、構造の安定性を左右する見えない部分への関心は相対的に低くなりがちだ。
日本の住宅づくりにおいて、国産材の存在は「選択肢の一つ」から「戦略的な資源」へと変わりつつある。
住宅市場が多様化し、施主の価値観が細分化するなかで、木材に求められる役割もまた広がっている。
耐震性や断熱性といった性能面だけでなく、環境配慮や地域貢献といった社会的価値が、住宅の評価軸として確かな重みを持ち始めている。
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