CLTの設計法で報告
CLTの設計法で報告
国土交通省と国土技術政策総合研究所は10日、住宅金融支援機構本店すまい・るホールで「建築基準整備促進事業報告会」を開催した。
「CLTを用いた木構造の設計法に関する検討」(実施事業体=木を活かす建築推進協議会、日本システム設計)について、工学院大学の河合直人氏が報告した。
河合氏は、12年度までに実施されたCLT構造関係の各種実験で得られた一定の知見をもとに、接合部や1メートル幅くらいの小幅パネルと有開口大型パネルの限界耐力計算による耐震性能評価の設計法案を検討した。小幅パネルは接合部による靱性が発揮されるのに対して、大型パネルでは面内せん断破壊が起きることでせん断破壊が起こる前に接合部が破壊するように設計する必要があること。3層くらいまでの低層では強度方を行うことなど必要性を示した。
河合氏は、限界耐力計算による設計法、許容応力度等計算による設計法(終局耐震性能が直接確認されないため、構造安全性を確保するために仕様規定も併用)、壁量計算+N値計算に相当する設計法(構造性能評価の制度が低く、仕様規定を強化する必要性あり)などの案を示した。
(日刊木材新聞 H26.04.16号掲載記事抜粋)
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