国総研が木造住宅の劣化対策ガイドラインとりまとめ
国総研が木造住宅の劣化対策ガイドラインとりまとめ
漏水事故多発箇所の推奨納まり図を提案
国土技術政策総合研究所は昨年8月、「木造住宅の耐久性向上に関わる建物外皮の構造・仕様とその評価に関する研究」を公表した。
瑕疵保険の事故の大部分を防水事故が占めており、雨水浸入や結露対策が木造住宅の耐久性にとって重要な課題となっていることを踏まえ、同研究所は2011年度から15年度の間、産学官連携で雨水浸入、結露による劣化の実態調査や、各種の試験を実施。
その結果を住まい手向け、作り手向けのガイドラインとしてとりまとめたもので、雨水が浸入しやすい部位を対象に、推奨仕様を提案。
あわせて、屋根の耐久性向上のための「通気下地屋根構法」の設計施工要領や、真壁木造外壁の防水設計・施工基準も掲載している。
日本住宅新聞提供記事(平成30年5月15日号)
詳しくは、日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp