住宅情報

性能表示制度を見直し 一次エネルギー消費量等級を追加 社整審建築分科会で検討スタート

社会資本整備審議会建築分科会(分科会長=久保哲夫・東京大学名誉教授)は20日に会議を開き、住宅性能表示制度の見直しについて議論した。

今年10月の省エネ基準改正に合わせ、現行の省エネルギー対策等級を断熱等性能等級に改め、新たに一次エネルギー消費量等級を追加する方向で検討する。

加えて、液状化に関する情報提供や、必須/選択項目の範囲見直しについても検討していく。


最新号(2013年8月25日号)の各面 NEW!!


6面 復興/仮設住宅の遮音性能、施工社によって差 長引く居住期間、環境改善が大きな課題に


住まいと環境 東北フォーラム(理事長=吉野博・東北大学名誉教授)は7月22日、仙台市内で「震災仮設住宅に関するさまざまな問題点とその改善」と題するシンポジウムを開催した。東日本大震災の被災者が入居している応急仮設住宅は、当初から断熱性能不足による結露などの問題が指摘され、追加工事が何度か実施されている。同フォーラムはこれまで、応急仮設住宅の環境性能を調査してきたが、シンポジウムでは例えば、応急仮設住宅の施工事業者によって遮音性能が大きく差があることなどが浮き彫りになった。


7面 環境・エネルギー/H25年省エネ基準仕様例案を今泉太爾氏(日本エネルギーパス協会理事)が分析


UA値の計算はH11基準のQ値計算と基本的には変わりませんから、これまでの設計施工指針と同様になったと言えます。UA値などの計算の仕方はドイツの基準を参考にされていると思うのですが、ドイツも仕様基準が定められていますので、よりドイツに近付いてきたという印象です。ただし、ドイツは壁、窓などそれぞれの仕様基準を、間取りに当てはめてエネルギー計算して出た数値が法的義務基準になります。つまり間取りによって義務基準の数値は変わりますが仕様基準は変わらないということです。


8面 NJSフォーカス/施主と工事できる横板塀で“仲の良い”顧客を増やす


住宅の新築やリフォームで、施主と一緒に工事の一部を行う事例が増えている。これまでも例えば「漆喰の壁塗り体験」のような取り組みは見られたが、ここ最近増えているのはもっと身近な、いわばDIYの延長的な工事を工務店が支援するような事例だ。栃木県宇都宮市の(有)ヨシダクラフト(吉田武志社長)では今年、施主と一緒に工事出来る横板塀を考案。4月に1軒目の工事をしたところ、「私もやりたい」という施主が現れ、7月には早くも2軒目の工事を行ったという。


 


 9面 私の工務店経営/第1147回 セレクトホーム(茨城県つくばみらい市)

10面 連載/矢野宣行「室内環境を向上させよう」第2回

12面 後関和之「釣りを楽しむ」その2


 


詳しくは、日本住宅新聞ホームページへ http://www.jyutaku-news.co.jp/



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