~地域景況感~
10地域中5地域(東海・北陸・近畿・中国・九州)で上方修正
●地域経済
経済産業省が3月16日発表した「地域経済産業調査」によると、全国10地域のうち
東海、北陸、近畿、中国、九州の5地域の 景況判断が上方修正された。
このうち東海のみ前回12月(11月調査)に続き2期連続の上方修正となった。
また、全体の景況判断についても「厳しさが残るものの緩やかに持ち直している」とし、
09年6月(5月調査)以来、9カ月ぶりに上方修正された。
住宅市場でも、首都圏中心に都市部で回復の兆しが感じられる。
前年のハードルは低いが、住宅版エコポイント、贈与税非課税枠拡大、フラット35Sなど
新たな支援策の効果も少しずつ出てきている。本格的な足元景況感の回復が待たれるところである。
3月の地域別景況感(2月に調査)
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地域 | 景況判断 | 前回からの変化 | 有効求人倍率 |
北海道 | 低迷しているものの一部に持ち直しの動き | 据え置き | 0.38 |
東北 | 低迷しているものの一部に持ち直しの動き | 据え置き | 0.36 |
関東 | 低迷しているものの一部に持ち直しの動き | 据え置き | 0.45 |
東海 | 一部に厳しさが残るものの緩やかに持ち直している | 上方修正 | 0.53 |
北陸 | 一部に持ち直しの動き | 上方修正 | 0.56 |
近畿 | 厳しさが残るものの緩やかに持ち直している | 上方修正 | 0.47 |
中国 | 厳しさが残るものの持ち直しの動きが続いている | 上方修正 | 0.57 |
四国 | 一部に持ち直しの動き | 据え置き | 0.55 |
九州 | 緩やかながら持ち直しの動き | 上方修正 | 0.41 |
沖縄 | 低迷している | 据え置き | 0.28 |
※経済産業省「第31回地域経済産業調査結果」より |
<ハウスニュース記事より抜粋>