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 繊維系、吹き付けが供給補てん

グラスウールのタイト感は、今月も続く見通しだ。

きっかけとなった旭ファイバーグラスの九州工場は、10月30日に生産ラインが再稼働し始めたが、停止前のフル稼働には至っていない。

今のところ影響は流通段階までで、着工現場にはまふぁ緊迫感は見られない。

ただ、消費税増税前の駆け込み着工も本格化するなか、特に今月後半以降の需給には不安の声も聞かれる。

旭ファイバーグラスの九州工場は、ガラス溶解窯の一部に損傷が生じたため、10月18日以降2週間生産が停止していた。同社は主力イゾベールを始め、ロックウールメーカーや現場発泡のウレタン吹き付けも、振り替え需要に対応している。押し出し発泡ポリスチレンをはじめ、ボード系の断熱材への需要シフトは、実際の注文として目立った動きはまだ見られず、製品や価格を限定しての振り替えにとどまっている。

流通側も比較的冷静な対応で、3年前の大欠品時のような、過度な仮需も起こっていない。値上げや需要増に備え早くから在庫を積み増していた流通業者も少なくなく、需給の調整役、緩衝材としての役割が機能しているといえる。

そのため、地域や在庫状況、通常の仕入れ先によって緊迫感に温度差はあるものの、断熱材全体としては「今のところ間に合っている」(販売店)。

ただ、需要期に加え消費税増税前の駆け込みも目立ち始め、建材の荷動きは全般に山場を迎えている。九州工場での生産は再開したが、旭ファイバーグラスの大幅な納期調整は続いており、年末に向けた需給の見通しが不透明ななか、「早く供給が安定してほしい」との声が高まっている。

 

(日刊木材新聞 H25.11.06号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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