住宅情報

既存住宅の断熱性能診断実用化

赤外線カメラ使い現場でリアルタイムに

J建築システム(札幌市、手塚純一社長)は、赤外線カメラを使い既存住宅の断熱性能を現場で適正に測定・評価できる「JJJ診断システム」を開発、耐久性や耐震性の診断にも使えることで国土交通省の既存住宅インスペクションガイドラインに対応したパッケージとして商品化を進めている。

このシステムは、環境省の10年度、12年度の地球温暖化対策技術開発事業と国土交通省の08年度の建築関連先導技術開発助成事業、11年度の住宅市場整備促進等事業費補助金を受け東京大学生産技術研究所加藤研究室の協力を得て開発してきた。既存住宅の性能向上リフォームが新たなビジネスとして注目されるなかで小型ハンディタイプの赤外線カメラ(約60万円)を使い、既存住宅の断熱性能を現場で測定・評価して顧客に提示できるもので、従来の断熱診断では赤外線カメラのほかに熱伝導率センサー、環境温度計、データロガーなど診断機器を用いて3日間連続で計測する必要があり、診断結果も集計し、数値算定にさらに1日程度の時間を要した。

このシステムでは現場でリアルタイムに測定・評価が分かり、プログラム処理でU値(部位ごとの熱貫流率)もその場で提出できる。建築全体のUA値(熱貫流率)や年間冷・暖房消費エネルギーも改修前と改修後の比較を算出できる。消費者に断熱改修リフォームの経済的な効果も分かりやすく提示できるよう開発を進めている。

 

(日刊木材新聞 H25.11.30号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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