住宅ストックの良質化に寄与 ~住宅瑕疵担保保険協会~
住宅ストックの良質化に寄与
住宅瑕疵担保保険協会
住宅瑕疵担保責任保険協会(早川博代表理事)は6月から、全国15都市、16会場で、第2回既存住宅インスペクション講習会を開く。昨年度、国土交通省の既存住宅インスペクションガイドラインに準拠した内容の講習会の受講と受講後の考査に合格した既存住宅現況検査技術者制度の普及を図り、優良な住宅ストックの形成にも寄与していく。
早川代表理事は「昨年は14会場で講習会を開き、資格者として2563人を登録した。長期優良住宅化リフォーム推進事業での工事のチェックシートとも共通で、建築事務所に所属する建築士に応募条件を限定していたが、今年からはすべての建築士と適合性判定資格者に対象を広げ、より多くの担い手を育成していきたい」と話している。
同制度は住宅瑕疵担保保険法人5社で構成される住宅瑕疵担保責任保険協会が、国土交通省既存住宅インスペクションガイドラインに準拠した制度として整備した。既存住宅の個人間売買時の瑕疵保険の現況検査2回のうち、資格者が検査したものは、保険法人の審査を書類審査に変えることができる。
既存住宅の瑕疵保険の普及や中古住宅の流通促進などにつながることが期待されている。昨年、制度を構築し、予想を上回る申し込みで講習会を追加で開いた経緯もある。
今回は遠方で講習会に参加しにくかった受講者への対応として、地方都市での開催を増やし、建築事務所に所属する建築士からすべての建築士に要件を広げた。また、日本建築士事務所協会連合会、日本木造住宅産業協会と講習会を共催で開催し、それぞれの団体の講習会の内容に同制度の講習会を盛り込むことで、時間的にも合理的な受講と、共催により受講費用などのメリットも見込めるという。
(日刊木材新聞 H26.05.15号掲載記事抜粋)
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