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中古流通・リフォーム重視の政策を展開

「住宅ストック活用・リフォーム推進事業」 国交省、2013年度予算案に盛り込む

国土交通省は来年度、「住宅ストック活用・リフォーム推進事業」を創設し、中古住宅流通・リフォーム市場活性化に向け、総合的に施策展開する。

政府が1月29日に閣議決定した2013年度当初予算案に盛り込んだ。同事業以外にも耐震改修や省エネ改修に関する支援策も拡充しており、中古住宅・リフォームを中心とした住宅政策の方向性が鮮明になっている。

「住宅ストック活用・リフォーム推進事業」は具体的には4事業で、地域工務店を支援する。

「住宅消費者への相談体制の整備事業」、リフォームに関する専門家相談の取組みや、地域における相談体制を整備するための研修会等の取組みが対象。

「リフォームの担い手支援事業」は、中小工務店等が連携して取り組むリフォーム工事に関する設計・施工基準の整備等や、リフォーム事業者の技術・信頼性に関する情報提供の取組みを支援する。

「住宅リフォーム市場の環境整備を図る研究」は、中古住宅を購入してリフォームする場合に、リフォームによる質の向上を担保価値等に反映させる評価方法を確立させるための十種的な調査研究が対象だ。

「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」は、今後、郊外型住宅団地での空地の増加が見込まれることから、既存住宅の流通・活用を促進するためのコーディネート、住宅のリフォーム、生活利便施設の整備等を行うモデル的な取り組みを対象としている。

 

(日本住宅新聞 2月5日号記事抜粋)


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10面 12月新設住宅着工数
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詳しくは、日本住宅新聞ホームページへ http://www.jyutaku-news.co.jp/



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