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断熱性能15%向上の押し出し発泡開発~カネカ~

化学メーカーのカネカ(大阪市、菅原公一社長)の子会社、カネカケンテック(東京都、服部陽一社長)はカネライトフォームシリーズで、従来品より断熱性能を15%高めた「カネライトフォームスーパーEX」を開発、来春に発売の予定だ。

新商品は、熱伝導率0.024W/m・KのA種押し出し法ポリスチレンフォーム保温板3種b。カネライトフォームシリーズのなかで、現在最も断熱性能が高いのは同じ3種bで高位品のカネライトフォームスーパーE-Ⅲだが、この熱伝導率は0.028W/m・Kだ。新商品はこれより熱伝導率がさらに低く、断熱性能が15%向上している。

性能の向上で、従来のE-Ⅲより薄くて高性能な押し出し発泡ポリスチレン断熱材を作ることが可能になった。

2020年までに実施される予定の住宅の省エネ義務化に向け、より高性能な断熱材製品を品ぞろえし、幅広い提案を進めていく方針だ。

 

 

(日刊木材新聞 H24.12.5号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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