業界初 サッシにナノイーを搭載~パナソニックES社と三共アルミ社~
業界初 サッシにナノイーを搭載~パナソニックES社と三共アルミ社~
外気を浄化し空気環境を改善
パナソニック エコソリューションズ社(以下、パナソニックES社、大阪府門真市、長榮周作社長)と三協立山 三協アルミ社(以下、三協アルミ社、富山県高岡市、蒲原彰三社長)は、サッシに換気扉とナノイー発生装置を組み込んだ集合住宅向けサッシを共同開発した。
今月から受注を開始している。来春には、戸建て向けの玄関ドアにナノイーを搭載した商品も発売する予定だ。
新商品は、三協立山アルミ社が集合住宅向けに販売している、定風量給排気換気スリット「キャブコン」を組み込んだアルミサッシをベースにしている。サッシのたて枠にキャブコンが付いていると、窓を閉めたままでも喚起扉を開いておけば自然換気ができる。就寝時や外出時にも安全に換気ができる点も特徴だ。
風の量を調整する調整弁の働きで強風時でも一定の風を室内に取り入れる。
新商品は、この換気スリットの上にナノイー発生装置を取り付け、外から取り込んだ新鮮な空気にナノイーを合わせ、空気をきれいにするものというもの。
ナノイーは水に含まれた微粒子イオンで、空気中に含まれるカビや花粉などのアレルゲン物質を取り除く性質がある。
ナノイー発生装置はパナソニックの技術で、サッシへの搭載は業界初の試みだ。
(日刊木材新聞 H24.12.4号掲載記事抜粋)
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