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来年10月運用予定 大建工業の音響実験棟「音ラボ」着工

大建工業㈱(大阪市)は「新・音響実験棟(仮称)」の正式名称を「音環境ラボラトリー」とし、愛称を「音ラボ」に決定。
8月20日に着工した。総投資額は、建屋工事や新規の実験設備などを含め約13億円となる見込みだ。

来年10月に運用開始を予定している音ラボでは、測定・分析技術の向上に取り組むとともに、より高性能な建築音響製品や、音に関する新技術、および新素材の開発に向けた研究を進めるという。
大建工業の強みである「音」の研究開発力を強化していく構えだ。

音ラボは同社岡山工場の敷地内に新設する。鉄骨造2階建の建築物で、敷地面積は1170㎡、延床面積は977㎡となる予定だ。

建築材料や構造の基本的な音響性能を測定する「残響室」や、「無響室」、「箱型実験室」に加え、構造躯体にCLTを用いた「木造実験室」を備える。
各実験室には最先端の実験・測定装置の設置を予定しており、音に関わる様々な機能や性能の実験・評価が可能となる見込みだ。



日本住宅新聞提供記事(2024年9月5日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp


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