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 計画的避難区域の製材品出荷 汚染の心配なし~林野庁~

 林野庁は27日、福島県の計画的避難区域からの木材出荷状況について公表。それによると、計画的避難区域には製材業者2社が存在する。1社は震災前から休止状態となっており、もう1社は製材品十数本を昨年6月頃に出荷、県内の事業所小屋(1カ所)に使われたことなどを明らかにした。

屋内保管、鉋がけで試算

 林野庁はこのことについて、出荷された製材品十数本は、屋内に保管されていたもので、すべてを鉋がけで表面を削ったうえで出荷されたことや、放射性濃度の高い木材で囲まれた居室(6面が木材で囲まれた4畳半)を想定した場合の試算結果の被ばく量が0.01ミリシーベルト(年間)と、自然界にある放射線量の1.5ミリシーベルト(同)と比較しても極めて低い水準にあることを言及し、「福島県二本松市の新築マンション室内で高い放射線量が測定されたが、木材については当面、調べている内容で心配する状況ではない」と述べた。

 また、同庁が福島県内の特定避難勧奨地点(ホットスポット)について、福島県に確認したところ「つがい地点には木材関係の事業所はない」との回答を得ていることも発表した。

 

詳しくは、日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

 

(日刊木材新聞 H24.1.31号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com/



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