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新工場建設を検討~ソーラーフロンティア~

太陽光発電を東北で拡大

昭和シェル石油子会社で、太陽光発電システムの製造・販売を行うソーラーフロンティア(東京都、亀田繁明社長)は、宮城県黒川郡を候補地として太陽光電池の新工場建設の検討に入った。

新工場建設案は、経済産業省が民間企業の生産拠点新設や増産整備に助成する、国内立地推進事業補助金に採択されたもの。採択された企業は、2012.年度末までに設備投資に着手することとなっている。

同社が宮城で製造を検討しているのは、一般的な青いシリコン系太陽電池でなく、漆黒の鏡のような輝きが特徴のCIS太陽電池だ。銅、インジウム、セレンの3つの物質を組み合わせた化合物系薄膜太陽光電池と呼ばれる。現在、市場で一般的なシリコン系に比べ原材料が比較的安定しており、価格を低く抑えられる点が特徴の一つといえる。

同社によると、東北では震災以降、太陽光発電システムの需要が伸びてきているという。さらに、東北は従来から半導体メーカーの集積地で、その製造工程がCIS太陽電池の製造工程と共通するところが多く、蓄積された技術や人材も魅力的だとしてる。また、同社のCIS太陽電池は新潟県で雪国型メガソーラーに採用され、冬場も計画より多い発電量が認められており、東北でもその実力が優位に発揮できると見込んでいる。

 

 

詳しくは、日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

 

(日刊木材新聞 H24.2.10号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com/

ソーラーフロンティア株式会社 http://www.solar-frontier.com/jp/

 



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