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15年は11年比2.5倍に スマートハウス関連建材 ~富士経済~

シンクタンクの富士経済(東京都、阿部堺社長)は、震災の影響を加味した国内の住宅設備・建材の市場を調査した。

住宅設備・建材市場は15年まで年々拡大し、15年の市場額は5兆5495億円で11年比では13.2%増えると予測している。需要増をけん引するのはスマートハウス関連建材で、15年には11年比2.5倍の8429億円に拡大するとした。

11年の住宅設備・建材市場は4兆9031億円(前年度比5.9%増)、そのうち住宅設備は2兆8658億円(同6.7%増)、建材は2兆373億円(同4.9%)。

水廻り設備の11年の市場は9114億円(同9.1%)だが、15年までには1兆386億円、11年度比で14%増と見込む。断熱材の11年の市場はは2335億円(同7.2%増)となる見通し。繊維系の15年予測は11年比で21.5%増の1140億円だが、発泡系断熱材は11年は前年比で微減を見込む。

また、遮熱塗料は非住宅向けを含めた建築市場で需要が急増しており、11年は158億円となり前年比2倍近くに拡大した。15年には11年比94.9%増の308億円まで伸びるとしている。

 

 

(日刊木材新聞 H24.4.25号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com

 



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