住宅情報

11年度シェアは16% ~プレハブ建築協会~

販売戸数は前期比ほぼ横ばい

プレハブ建築協会(和田勇会長)が会員企業に対して毎年行っている販売戸数、生産能力の調査で調査で、2011年度のプレハブ住宅の販売戸数は13万4399戸(前期比0.7%増)とほぼ横ばいとなった。

また、新設住宅着工に占めるプレハブ住宅の比率は16%で、10年度の16.3%から0.3ポイント低下した。
生産工場は110工場(前期比14工場減少)、生産能力は26万3835戸(前期比8.8%減少)だった。

木質系の工場数は21で、前期から4工場減少した。

調査は会員50社を対象行ったもので、回答率は100%だった。プレハブ住宅の販売戸数は1993年に過去最高の30万2001戸を達成したが、97年以降は減少基調が顕著となっていた。

10年度は過去最低水準となっていたが、11年度は横ばいで推移した。

全着工に占めるプレハブシェアは91年に21.5%と過去最高となったが、その後下落傾向が続いていた。09年には19%台まで回復したが、11年度は16%まで下降した。なお、プレハブ戸建て着工では、トップ5社が全体の78.3%を占める大手寡占となっている。

 

 

(日刊木材新聞 H24.10.25号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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