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18人が林業への第一歩


県内企業・団体も協力


将来の林業を担う若手を養成する秋田県の研修制度「秋田林業大学校」が今月から開講した。


同研修は、林業機械を用いた効率的な原木生産や木材の加工販売に関する幅広い知識や実務能力を持つ若手を育てるのが目的で、18〜24歳の18人が入学した。


研修生は、秋田市河辺の秋田県林業研究研修センターを拠点に2年間、造林や測量、伐採などを学ぶ。県内の林業関連企業・団体が就業体験に協力し、現場に即した研修を行う。また、18企業・団体で組織する秋田林業大学校サポートチームと県が研修協力に関する覚書を結んだ。


研修制度が新設された背景には、川上で木材産業を支える若手林業技術者が不足している現状がある。県内の林業従事者を1544人(13年度)で、10年前と比べ2割近く減少し、60歳以上が4割を占める事態に陥っている。30歳未満は1割に過ぎず、熟練技術の継承の面から不安視されていた。


 


(日刊木材新聞 H27.04.16号掲載記事抜粋)
詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。
日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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