住宅情報

古い木造建築物が倒壊・大破する傾向

国土交通省国土技術政策総合研究所と国立研究開発法人建築研究所は2月14日、令和6年能登半島地震による木造建築物の被害調査報告(速報)をHPで公開。

過去の地震被害と同様に建築年代が古い木造建築物が倒壊または大破する傾向にあったことなどを発表した。

同調査は令和6年能登半島地震により大きな被害を受けた木造建築物について、被害の状況を把握することを目的としたもの。

国土交通省住宅局及び石川県の要請を受けて実施している。

調査期間は1月6~8日、1月9日~10日で調査範囲は石川県輪島市、珠洲市、穴水町、能登町、七尾市、志賀町。

なお、被害状況に関する記述は、調査時点での両研究所の学術的な調査によるものであり、各自治体が発行する罹災証明における全壊、半壊の判断等に関係しない。

同報告書では特に輪島市河井町、同鳳至町、同門前町門前、同道下、珠洲市正院町正院、同宝立町鵜飼、穴水町中心市街地(大町)の被害が多く、かつ甚大であったことを紹介。

その上で、いずれも比較的古い木造建築物が多く存在する地域であったとまとめている。



日本住宅新聞提供記事(2024年2月25日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp


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