マニュアル作成へ協力呼びかけ~温暖化防止へ木材需要の拡大を~
マニュアル作成へ協力呼びかけ
温暖化防止へ木材需要の拡大を
NPO法人木材・合板博物館(吉田繁理事長)は18日、建材メーカーを対象にした説明会を新木場タワーで開催した。
同会は、新たな木材需要を創造していくため、「RC建築物向け内装用木質建材」の建築士向け施工マニュアルの作成の作業に向けた説明として実施された。
岡野健館長は、「私たちは温室効果ガスによる温暖化を防止するため木材を利用し、植林を行う循環を増やしていく必要がある。これから木材を使っていくには、内装の分野で木材需要の拡大だけでなく、内装に木を使うことで様々な効用が指摘されている。科学的にすべてをフォローできていないが、RC造の小・中学校の内装を木質化したら、教師の流産や、インフルエンザによる学級閉鎖も減少した。火災による死亡事故はあるが、整合性をとる使い方をして、木材利用を拡大し、環境に貢献する内装を作っていきたい」とあいさつした。
説明会には建材メーカーなど約30人が参加した。黒岩康多事務局長は気候変動条約でのCO2削減の取り組みを説明し、「木材業界として木をふんだんに使用し、植林を行い、炭素固定を行っていく必要がある」と話した。
公共建築物等木材利用促進法の施行で国土交通省、農林水産省が12年度に整備した官庁施設で使われた木材は年間5000立法メートル、文部科学省の学校関係では8万立法メートル、このうち内装木質化で使ったのは5万6000立方メートルだが、これはこの3年間で一番少ないレベル。港区は2年間で500立方メートルだが、東京都では木造密集地域を不燃化する計画で、そこではRC造でも少なくとも内装は木質化をする努力をしていかなければならない。「協力して木の良さを知らせ、総需要を拡大することが大事だ」(黒岩氏)と呼び掛けた。
(日刊木材新聞 H25.12.25号掲載記事抜粋)
詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。
日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com






