合板・建材の物流が停滞~就労年齢の高齢化も問題に~
合板・建材の物流が停滞
就労年齢の高齢化も問題に
合板需要がおう盛ななか、大きな問題となっているのがトラック不足だ。
「秋田まで取りに行けば手に入るのか」(問屋)といった切羽詰まった声が昨年12月ごろから聞かれる。
トラック不足は合板輸送だけの問題ではないはずで、他の建材などの物流は滞っていないのか。そもそもなぜトラックが足りないのかを聞いた。
トラック不足は合板だけにとどまらず他の資材にも広まっている。自動車車検登録情報の協会の「貨物自動車保有車両数」のトラック台数(小型車・普通車・トレーラー込み)は、2012年度末で606万7102台。02年度末が766万5942台だったことから10年間で約20%減少していることになる。
ドライバーの労働時間や時間当たりの賃金など就労環境も厳しいといわれ、ドライバーの就労年齢も高齢化が問題視されている。
全日本トラック協会業の現状と課題」には国土交通省の推計によれば、15年には「必要とされるドライバー数88万3000人に対し、供給されるドライバー数は74万2000人で、約14万1000人の不足が予測されている」とある。
トラック運送事業のドライバー数が10年度末で77万2923人(国交省自動車局貨物課)との資料もあるため、不足人員は大きくかけ離れた数字でもないと思われる。
ドライバーの年齢構成比(10年実績)も大型とけん引きの男性は3分の1が50歳以上。普通車でも29歳以下は11.8%にとどまる等、トラック運転手の若年労働者不足も深刻な課題になっている。木材や建設資材、住設機器輸送の現場は3K職場との印象が強い。市場が拡大している通販業界もドライバーは貴重なため労働条件の良い職場への転職も聞かれる。
(日刊木材新聞 H26.02.01号掲載記事抜粋)
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