ベトナムで技能実習生育成 ~社員派遣し実技まで講習~
ベトナムで技能実習生育成
社員派遣し実技まで講習
野原産業(東京都、野原数生社長)は、ベトナムの研修施設で、日本の現場で働く予定の実習生を育成する取り組みを始めた。
内装の施工技術・技能を研修するクラスに社員を講師として派遣し、安全衛生から基礎技能座学、実技まで指導する。
第1期生は7月末に来日予定で、日本でさらに1ヶ月の研修を受けた後、受け入れ企業で働き始める。
同社は、取引先の内装施工会社が、職人不足で積極的な受注ができないという課題を抱えているため、その対策の一つになればと考えており、今後3年間で500人の育成を目指していく方針だ。
研修施設は、ハノイから車で2時間ほどのニンビン省にあり、来日予定の実習生が内装、型枠、鉄筋のクラスでそれぞれ施工技術・技能の研修を受けている。野原産業は内装クラスの研修に講師を派遣している。
研修期間は4ヶ月で、日本語研修、安全衛生研修、基礎技能座学、実技研修が行われる。ラジオ体操や清掃など、日本の習慣も取り入れられている。研修は午前6時から午後5時まで行われ、終了後も熱心に自習に取り組む。研修は定期的な試験で習熟度を確認しながら進められる。基本的に週5日開校だが、進行度合いによっては土曜日も研修を行う。
応募資格は、高校卒業後、最低5年間建設現場で働いた経験のある人で、23歳から33歳まで。開始前に数学、一般教養、各工種ごとの課題作成、面接による試験を行い、健康診断も実施する。事前に日本語学校に通っている人も多いという。
ベトナムの平均年齢は28.2歳で、日本の45.4歳に比べ若い人材が圧倒的に多く、日本の高度成長時代を感じさせる活気がある。研修施設には、日本の建設技術を学び、日本での実習を終えてベトナムに帰国し、ベトナムの建設業界発展に貢献したいという意欲の高い人材が集まってきているという。
(日刊木材新聞 H26.06.21号掲載記事抜粋)
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