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「合板の日」を11月3日に制定

5周年で来館者5万人に迫る 木材・合板博物館5周年記念式典

NPO法人木材・合板博物館(東京都、吉田繁理事長)は20日、開館から5年を迎えたことを記念し、式典を開いた。

記念式典は同博物館が入る新木場タワーで開かれ、関係者約255人が参加した。

5周年に合わせ、日本合板工業組合連合会(井上篤博会長)との共同提唱で、11月3日を「合板の日」に制定することが発表された。

 

「合板の日」

同法人と日合連との共同提唱で、11月3日が「合板の日」に制定された。これは、1907年11月3日に、故浅野吉次郎氏が日本で初めて名古屋の地でロータリーレースを開発し、合板が製造された日であることに由来する。

木材・合板博物館5周年に合わせ、名古屋にある同市の胸像が、新木場タワーに移転された。

合板の日制定に際し井上日合連会長は、「100年を超す合板の歴史のなかで、戦後の復興の一端を担いながら。合板も製品化の流れ、原料転換の流れをたどってきた。環境に配慮した合板原料を確立すべきという考えのもと、森林再生が比較的容易な針葉樹を求めて世界中を探し回ってきた。

この過程で、どのような原料でも利用できるように技術革新を進め、今や合板は弱点他の樹種で補える製法となっている。人間の英知を集めた合板を広められるイベントを企画するなどしていきたい」と話した。

 

 

(日刊木材新聞 H24.11.22号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com

 



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