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東京合板卸売実勢価格7月21日調査/「下げムード」に若干の落ち着き

国産針葉樹合板は顧客が当用買い姿勢を堅持していて、荷動きの悪い状態が続いている。

その中で製品の販売価格は、値下がり幅がやや縮小されてきて、「下げムード」は若干落ち着いてきた感じだ。

背景には現状に対する流通関係者の「最低限の需給バランスは守られている」という判断があると思われる。

7月に入って、これまで好調を維持してきたプレカット工場の稼動状況にも変化が見えてきた。

先々の需要に対する不透明感はより強まっているが、合板メーカーは需要の動向を意識した製品の減産を継続、需給バランスの維持に強いメッセージを発している。



日本住宅新聞提供記事(2020年8月5日・15日合併号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp



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