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EVと相互充電も検討 ~シャープ~

今秋に住宅用蓄電池を発売予定

シャープ(大阪市、片山幹雄社長)は、今年10月~11月をめどに、住宅用のリチウムイオン蓄電池の発売を計画している。5~6kWhの大容量で、太陽光発電システムからの充電が可能。停電時には冷蔵庫や照明、テレビ、エアコン、空気清浄機などを動かす想定をしている。さらに、電気自動車(EV)が一定水準まで普及すれば、EVとの相互充電も実現していく考えだ。

シャープは昨年11月末に、1.4kWh容量の鉛蓄電池を発売している。停電時でも太陽光発電システムからの充電が可能で、テレビやパソコンなどを動かすことができる。業務用だが、ウ歌区でも利用は可能とされている。ただ、停電時に冷蔵庫なども維持したい住宅向けには、容量が不足気味ともいえる。

今週の発売を目指しているのは、5~6kWhと、より容量の大きいリチウムイオン蓄電池だ。太陽光発電システムとの併用を前提に、平常時は発電された電力を使用しながら、余った電力は蓄電池に充電、または販売する仕組みが考えられている。

(日刊木材新聞 H24.3.10号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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