断熱材一体型耐力壁パネルの提案を強化
断熱材一体型耐力壁パネルの提案を強化
工場生産で優れた断熱性能実現
大利木材(徳島市、小濱孝彦社長)は2020年度の省エネ基準の義務化に対応し、木造軸組構造用断熱材一体型耐力壁パネル「HCパネル」(ヒートコントロールパネル)の提案を強化していく。
同パネルは完全受注生産方式システムで供給され、現場に応じてパネルサイズ、断熱材の種類、構造用面材を選択でき、熱抵抗値も自由設計することができる。
製造は工場で行い、同社で開口部加工も対応することから、省施高性能にも優れている。
HCパネルは、住宅等の省エネ性能向上において重要な高気密・高断熱施工を簡単かつ迅速・確実に、また適正コストで行うことを目的に開発されたもので、特許申請もしている。パネル構成は、芯部位に断熱材(セルローズファイバー、グラスウール)を入れ、セルローズファイバーの場合はこれを両面からハニカム構造の下地材で支え断熱材の沈下を抑制、枠材と構造用面材(構造用合板、OSB、構造用MDFなど)で断熱材一体型耐力壁パネルとする。同社では断熱材にはセルローズファイバーを推奨している。
(日刊木材新聞 H25.9.14号掲載記事抜粋)
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