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 震災復旧・復興や住宅支援策で生産・出荷ともに増加

11年の石膏ボード需要

石膏ボード工業会(東京都、須藤永一郎会長)がまとめた11年の国内石膏ボード需要は、生産量が4億6920万5000平方メートルで前年比6.4%増、出荷量は4億6912万6000平方メートルで同6.8%増となった。住宅関連支援政策の駆け込み需要なども寄与して石膏ボードの生産・出荷量はともに増加し、特に生産量は2年連続の増加、出荷量は前年の微減から増加に転じた。

仮設住宅向けに約300万㎡を供給

11年は、新設住宅着工戸数が83万4000戸を超え前年比2.6%増となった。東日本大震災の影響で一時的に石膏ボード需要も落ち込みを見せたものの、その後の復旧・復興により増加家傾向を示し、政府の住宅関連支援政策の駆け込み需要も加わったことなどが要因となった。

これに伴って石膏ボードの出荷も4月は前年割れとなったが、9月には32ヵ月ぶりに月間4200平方メートルを超えるなど、年間では前年を2812万4000平方メートル上回る結果となった。特に11年は、分譲住宅のなかでも首都圏のマンション需要が堅調だったことや、仮設住宅向けとして東北地方の被災地に約300平方メートルの石膏ボード(化粧ボード)を供給したことなども反映された。

 

 

詳しくは、日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

 

(日刊木材新聞 H24.2.21号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com/

 



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