年度内に「優良断熱材認証制度」開始 ~建産協~
年度内に「優良断熱材認証制度」開始 ~建産協~
将来、JIS同格の性能表示制度へ
建材・住設機器関連の企業・団体が加盟する日本建材・住宅設備産業協会(建産協、長榮周作会長)は、断熱材の新しい性能表示制度「優良断熱材制度」を立ち上げ、今年度内に運用を開始する。
現在採用されている断熱材のなかには、JIS規格の無い製品や、JISを取得していいない輸入製品なども多く、それらの性能や品質管理体制がJISと同等に確保されていることを認証するもの。
自主制度としてスタートするが、将来的には、断熱材についてJISと同格の性能表示制度として普及させていく方針だ。
同協会は、大建工業の”さらりあ~と”などが登録されている「調湿建材表示制度」も運用している。
今回新たにつくられた優良断熱材認証制度は、建産協によって製品性能が同様かつ継続的に保たれていること、品質管理がしっかり機能していることが認められれば、梱包やカタログに性能表示マークをラべリングすることができる。
すでにJIS認証を取得しJISマークを表示している製品はもとより、JIS規格の無い製品も、JIS同様の性能担保や品質管理体制が確保されていると表示できるようになる。
対象製品がJIS認定工場でつくられたJIS規格品であれば、申請するとほぼ審査なしで性能表示マークを付けられる。
(日刊木材新聞 H24.12.19号掲載記事抜粋)
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