地域情報化対象を受賞 〜産地工務店の情報発信〜
地域情報化対象を受賞
産地工務店の情報発信
総務省が実施した、地域創生に資する「地域情報化対象」表彰事例の募集で、岐阜県東白川村の「フォレスタイル 森の恵みに満ちた暮らし方提案ウェブサイト」が大賞の東濃桧を使う工務店をインターネットでPRし、需要拡大につなげたことが評価された。
同賞は、人口減少や経済衰退などの地域課題を、ICT(情報通信技術)を活用して解決した優良事例を表彰するもので、昨年秋の募集期間中に94件の応募が寄せられた。
東白川村は、東濃桧を活かした建築業が地域経済を支えてきたが、住宅市場の変化で村内全工務店の受注数が年間40棟から14棟へ激減。この苦境に対して村役場が中心となって専用ウェブサイトを作り、「東白川村の家づくり」を提案する仕組みを構築した。
この結果、官民恊働運営という信用度の高さと建築にかかる費用が明瞭となるシステムが関心を集め、受注量は事業開始から85%回復。村民の雇用確保と収入安定に貢献した。また、顧客層が多様化し、建築士の設計物件を施工する機会が増加したことによって各工務店が新しい技術や素材を取り入れるようになり、従来の木造建築にとどまらず様々な物件を手掛ける技量を身につけ始めたという。
今後は、村の看板を掲げた建築集団として、優良木材産地という強みを生かし、デザイン性や機能性などの付加価値を掛け合わせ「東白川の家」というブランドを確立していく方針だ。
(日刊木材新聞 H27.02.06号掲載記事抜粋)
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