賃貸増で急回復~10月の住宅着工~
賃貸増で急回復~10月の住宅着工~
4年ぶりリーマン・ショック前の水準に
国土交通省が11月30日に発表した10月の新設住宅着工戸数は8万4251戸(前年同月比25.2%増)と大幅に増えた。
リーマン・ショックで市場が急激に冷え込む前の08年10月の9万2123戸以来、ほぼ4年ぶりの高水準となる。
季節調節済み年率換算値は97万8000戸(前年同月比13%増)で、やはり08年10月の105万5604戸以来の水準となった。
予期せぬ着工戸数増を導いたのは賃貸住宅の大幅増だ。
3万3939戸(前年同月比48.2%増)とういう水準は20年12月以来3年9か月ぶり。
また、2X4の賃貸住宅着工は6791戸(同69.6%増)と大きく伸びており、大東建託の販売増が寄与したと推測される。
(日刊木材新聞 H24.12.1号掲載記事抜粋)
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