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受注は例年にない忙しさ~11月のプレカット調査~

12月も維持との見通し目立つ

11月のプレカット工場の状況は、10月に引き継続き忙しく、企業によっては、例年のこの時期に無い忙しさもみられる。

理由として、ハウスメーカーからの受注のずれ込みのほか、地場工務店からの受注が増えていることなど外見として多く、年末に向けても忙しさを維持している企業が多い。

日刊木材新聞が全国のプレカット工場27社を対象に毎月実施している稼働状況調査(別表参照)によると、11月受注の全国平均は102.4%となっており、前月比では0.8%増でありながら、前年比では7.3%増と冬場より受注が増えている。

ただ受注状況の差は激しく、一概に忙しさが感じられる状況ではない。

 

11月のプレカット稼働率調査<全国平均表> 単位:%、()内は前年比

 10月(実績)11月(受注)12月(見通し)
北海道116.0(101.0)110.0(100.0)100.0(102.0)
東 北97.2(89.2)105.0(113.0)110.0(118.0)
関 東112.6(114.8)104.1(113.8)80.0(87.5)
中 部91.3(86.6)97.5(92.0)100.0(102.6)
関 西98.3(101.6)96.6(96.6)105.0(100.0)
中 国97.5(100.0)100.0(96.0)98.0(100.0)
四 国93.0(128.0)93.0(145.0)80.0((114.0)
九 州106.7(93.6)112.7(102.0)116.0(92.8)
全国平均101.5(101.8)102.4(107.3)98.6(102.1)

 

 

(日刊木材新聞 H24.11.20号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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