地域型住宅ブランド化で363グループ採択
地域型住宅ブランド化で363グループ採択 ~国土交通省~
数を優先、配分予算は減少
国土交通省は6日、12年度地域型ブランド化事業で、申請のあった592グループのうち、363グループを採択した。採択した363グループへの配分予算は55億4000万円強。同事業に割り当てられた12年度予算は、先進的な木造建築物の技術に対し補助する。”木造建築技術先導技術”と合わせて90億円のため、仮に木造建築技術先導技術にの予算を10億円程度とすると、残りは24億6000万円程度となる。同省ではこの予算を用い今秋、同事業の2回目の募集をする予定だ。今回採択されなかったグループは再応募もできる。
地域型住宅ブランド化事業の狙いは、1社単独では長期優良住宅の供給が難しい工務店が、グループに参加することで、地域に根差した良質で安価な木造長期優良住宅を建設できるようにすることにある。
そのため、評価でもグループ参加者のそれぞれの立場が明確で、それぞれの役割を確実に果たすことで、”地域ブランド住宅”を作り上げることができているかに重点が置かれた。
(日刊木材新聞 H24.8.8号掲載記事抜粋)
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