住宅情報

開設4年で業界標準に急成長

電子カタログ総合サイト「カタらボ」

日本建材・住宅設備産業協会(以下、建産協)が運営する電子カタログの閲覧サイト「カタらボ」が、開設からわずか4年で、目標としていた業界スタンダードとしての地位を着実に固めてきた。

今後は、建産協が最重要課題に掲げるリフォーム推進機能を強化していく方針だ。

具体策の一つとして、会員であるメーカーや流通業者、住宅会社が催すイベントの紹介コーナーを設け、参加促進、需要喚起につなげる計画が進められている。

そのためには、より多くの会員による多様な情報発信が重要だとして、今後も会員拡大に力を入れていく方針だ。

カタらボは、住設などのメーカーカタログを、パソコン等で見ることができるサイトだ。09年10月、会員数103社、ページ閲覧数月間約186万件で立ち上がった。4年後の今年11月6日現在、カタログを掲載する正会員242社、掲載カタログ数1591冊、10月の月間ページ閲覧数は約4461万件と、圧倒的な商品情報量と利用数を誇るに至っている。

開設当初は建産協加盟の大手メーカーが中心だったが、徐々に商品分野が拡大し、中・小メーカーの参加も増えてきた。利用者も、昨年8~11月実施のアンケート調査によると、リフォーム業者17%、工務店15%、建築・デザイン事務所14%、メーカー13%、卸売・販売業者13%、ハウスメーカー5%、各種施工店4%など業界内でも多岐にわたり、さらに一般施主も12%あるなど、裾野が広がっていることが認められた。

また、商品を取り扱う流通業者や住宅会社、リフォーム店を対象とした賛助会員も、3年前に9社でスタートし、今年11月6日現在80社まで増えている。賛助会員になると、カタらボと自社のホームページをリンクでつなぎ、自社の電子カタログサイトとして利用できる。

 

(日刊木材新聞 H25.11.20号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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