住宅情報

6月は各社でばらつく 消費増税前の駆け込みはまだ


大手住宅会社の受注状況


大手住宅会社の受注は各社によりまちまちで、受注状況にはばらつきがある。大手ハウスメーカーの受注は5月に引き続き低調なところが多かったが、ビルダーでは桧家住宅、アサカワホームとも好調に推移した。消費税増税法案が衆議院で可決されたが現状ではまだ駆け込み需要などの動向は見られない。しかし、各社とも増税決定に備えたキャンペーンなどの準備を行っており、今後競争は一層苛烈なものとなることが予想される。


積水ハウス(大阪市、阿部俊則社長)の6月の受注額は、戸建て住宅が前年同月比1%減とほぼ前年並みだった。賃貸住宅のシャーメゾンは同17%増と好調推移、分譲事業は前年並み、マンションの受注額は同6%増、リフォーム事業の受注は同11%増だった。住宅事業全体では同5%増となった。


大和ハウス工業(大阪市、大野直竹社長)の戸建て住宅の受注額は同6%減で、3カ月連続で減少した。しかし、戸建て分譲は同32%増と大幅増となったことから、土地売買を含む住宅事業全体では同4%増となった。主力の集合住宅は同1%減、マンションは同17%増、リフォームは同2%減だった。


 


 


(日刊木材新聞 H24.7.18号掲載記事抜粋)


詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。


日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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