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緩やかな回復基調継続 ~9月の新設住宅着工~

4か月ぶりに転じる

国土交通省が10月31日に発表した9月の新設住宅着工戸数は7万4176戸(前年同月比15.5%)となり、4か月ぶりに増加に転じた。

住宅エコポイントが昨年8月に終了したため翌9月の着工が同10.8%減と落ち込み、その影響もあって今年9月の着工が大きく見えている。

だが、一昨年の水準との比較でも持ち家、貸家のいずれも増加しているため、国交省は「住宅市場の緩やかな回復基調は続いている」との見方だ。

季節調節済み年率換算値は86万8000戸(前月比2.5%減)だが、減少の要因はマンション着工の伸び悩みで、持ち家、貸家の年率換算値は前月比でもプラス推移となった。

持ち家、貸家は2桁の増加となった。とりわけ貸家は4カ月連続で2万5000戸の水準を超えるなど、回復基調が著しい。貸家増も受けて、2X4着工も9515戸(前年同月比41.9%増)と大きく伸びた。

 

 

(日刊木材新聞 H24.11.1号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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