公認ホームインスペクター資格試験、857人が受験。
公認ホームインスペクター資格試験、857人が受験。
日本におけるホームインスペクション(住宅診断)の普及と、ホームインスペクター(住宅診断士)の育成・スキルアップを目指すNPO法人日本ホームインスペクターズ協会(東京都中央区:理事長/長嶋修)。
同協会では今年で3回目となる、公認ホームインスペクター資格試験を9月25日に実施しました。受験者数は857人。申込者数931人に対し、92.1%という高い受験率となっています。
第三者によるホームインスペクション(住宅診断)の普及と診断士育成を行っている同会では、全国でホームインスペクター(住宅診断士)の育成、品質担保を目的とする公認ホームインスペクター資格試験を2009年より毎年、実施しています。
今年は大震災の影響などにより、受験申込み開始直後は受験申込み数の伸びが鈍かったものの、締切直前になって申込みが殺到。締切を数日延長した結果、建築士をはじめ宅建業者、リフォーム業者など931名の申込み数となり、最終的な受験者数は857人でした。
昨年から受験者のニーズが高く、今年は全国5会場に広げて試験を実施。同会の予想以上に反響が大きかったのが福岡です。受付段階で会場を拡張することとなり、新しいビジネスチャンスへの強い意欲を感じました。
国土交通省が今年、補助事業として打ち出した「既存住宅流通・リフォーム推進事業」。事業のポイントとなる「既存住宅売買瑕疵保険およびリフォーム瑕疵保険」と「住宅履歴情報の蓄積」において、ホームインスペクションの存在感が増すことは必至でしょう。同会では一層、良質なホームインスペクター育成と業界全体のモラル向上、また認知向上に注力していく所存です。
2011年度 第3回 JSHI公認ホームインスペクター資格試験 概要と受験者数
【試験日時】 2011年9月25日 13:00~
【試験会場】 札幌・東京・名古屋・大阪・福岡
【申込締切】 8月20日 ⇒ 8月25日まで延長
【受験料】 12000円(税込み)
【出題範囲】 おもに木造住宅のホームインスペクション(住宅診断)を行うために必要な範囲
【合格発表】 2011年10月25日
合否の結果と得点は郵送にて通知。
また協会ホームページで合格者受験番号と解答番号を発表。
東京 申込445人 受験405人 (91.0%) 欠席40人 (9.0%)
大阪 申込182人 受験170人 (93.4%) 欠席12人 (6.6%)
名古屋 申込167人 受験157人 (94.0%) 欠席10人 (6.0%)
札幌 申込 29人 受験 26人 (89.7%) 欠席 3人 (10.3%)
福岡 申込108人 受験 99人 (91.7%) 欠席 9人 (8.3%)
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合計 申込931人 受験857人 (92.1%) 欠席74人 (7.9%)
情報提供:NPO法人日本ホームインスペクターズ協会 広報室